定切りとは何ですか?

定切りとは何ですか?

「定切り(ていぎり)規格」とは、弊社があらかじめ設定している一定の長さの寸法規格のことを指します。
具体的には 100mm・250mm・500mm・750mm… といった基準寸法を設けており、この寸法単位が価格算出の基準となります。

鋼材は一般的に「定尺(ていじゃく)」と呼ばれる長さが決まっており、例えば 5.5M や 6.0M といった長尺品が流通しています。
定切り規格は、そうした定尺品から切り出して販売する際に、一定の長さごとにまとめたルールとなります。

つまり:
  1. 定尺品  … 長さが固定された素材(例:5.5M・6.0Mなどの長尺)
  2. 定切り規格 … そこから切り出す標準の長さ(100mmごとなど)
  3. 価格算出 … 定切り規格を基準に価格を計算

お客様がご注文いただく際は、定切り規格に基づいた分かりやすい価格設定となっております。
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